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東京理科大発ベンチャーSPACE WALKERとJALグループ商社JALUX、資本業務提携

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　東京理科大学発ベンチャーのSPACE WALKER（東京都港区）と日本航空（JAL）グループの商社であるJALUXは、宇宙輸送システムの実現などに向けた資本業務提携を締結した。

　SPACE WALKERは、有翼式の再使用型ロケットを開発する企業。飛行機のような運用が可能な宇宙機で、飛行機に乗るように地球と宇宙を往来できる未来の実現が目標だ。宇宙開発で求められる軽量化技術を転用し、次世代複合材タンクの開発や製造、販売も手がけている。

　JALUXはJALグループの商社で、航空機部品の取り扱いや海外空港の運営といった事業のほか、空港内店舗やECサイトも運営している。

　両社は今回の提携を通じ、宇宙輸送システム実現に向けて事業連携し、宇宙領域などの新規ビジネス創出や事業拡大を図る。宇宙輸送システムや複合材タンクなどの相互連携可能な領域でも、事業展開のために協議していく。

　SPACE WALKERが開発中のスペースプレーンは、2025年に実証実験し、2027年に科学実験と衛星打ち上げに使用して、2029年に準軌道（サブオービタル）での宇宙飛行を実施する計画。