KDDI、法人向け衛星ブロードバンド「STARLINK BUSINESS」プランを刷新

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KDDI、法人向け衛星ブロードバンド「STARLINK BUSINESS」プランを刷新

2023.06.30 18:28

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 KDDIは6月30日、衛星ブロードバンドインターネット「STARLINK BUSINESS」のプランをリニューアル、7月1日から6つのプランを提供すると発表した。インフラの冗長化やイベント利用など利用目的にあわせて、柔軟にデータ量が選択できるようになるという。

 今回のリニューアルでは、事前登録した地点にStarlinkキットを設置する「ビジネス固定プラン」(3プラン)と、国内の任意の場所にStarlinkキットを設置する「ビジネス移設プラン」(3プラン)の計6プランを用意する。

プラン比較(出典:KDDI)
プラン比較(出典:KDDI)
契約1件ごとの月額基本料金(出典:KDDI)
契約1件ごとの月額基本料金(出典:KDDI)

 いずれも、下り通信速度は40~220Mbps、上り通信速度は8~25Mbps、期待遅延は25~50ミリ秒となっている(ベストエフォート値)。

 利用を希望する事業所のネットワーク(既存回線)との冗長化やインターネットサービス「KDDI Flexible Internet」と組み合わせた利用も可能。非常用電源やクラウド電話など、さまざまなソリューションをセットすることで、事業継続が可能な環境を構築できるとしている。

既存ネットワークとのハイブリッドで利用できるという(出典:KDDI)
既存ネットワークとのハイブリッドで利用できるという(出典:KDDI)

 STARLINK BUSINESSは、Space Exploration Technologies(SpaceX)が世界中に提供する高速で低遅延という衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」を活用。低軌道(LEO)衛星の大規模なコンステレーションで提供される衛星インターネットサービスとなる。

STARLINK BUSINESSユーザーの利用例(出典:KDDI)
STARLINK BUSINESSユーザーの利用例(出典:KDDI)
STARLINK BUSINESSのクラウド利用構成例(出典:KDDI)
STARLINK BUSINESSのクラウド利用構成例(出典:KDDI)

 Starlinkの通信衛星は、高度550kmに配置。従来の静止軌道(GEO)衛星と比べ、地表からの距離が65分の1程度と大きく近づくため、大幅な低遅延と高速伝送を実現しているという。

 法人向けサービスとして、専用の高性能アンテナを使用するため、通信速度が速く、通信帯域が個人用サービスよりも優先されることから、個人用よりも高速かつ安定した通信が可能。すでに、自治体や建築現場などに自然災害時の緊急通信インフラや通信環境の整備が困難なエリアでの通信インフラとして利用されている。

KDDIが設置も支援する。小規模工事の場合、アンテナの据え付けと固定、壁貫通、標準キット機器範囲での配線がある(出典:KDDI)

KDDIが設置も支援する。小規模工事の場合、アンテナの据え付けと固定、壁貫通、標準キット機器範囲での配線がある(出典:KDDI)
KDDIが設置も支援する。大規模工事の場合、アンテナの据え付けと固定、電源延長、壁貫通、フロア間の通信ケーブル敷設がある(出典:KDDI)
KDDIが設置も支援する。大規模工事の場合、アンテナの据え付けと固定、電源延長、壁貫通、フロア間の通信ケーブル敷設がある(出典:KDDI)

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