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滑走路に着陸できる宇宙船「Dream Chaser」初号機が初飛行に向け前進

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　Sierra Spaceは米国時間5月31日、スペースプレーン「Dream Chaser」の初号機が初飛行に向けて重要なテストを通過したと発表した。

　Dream Chaserは全長9mのスペースプレーンで、複数回の使用や、軌道飛行後に自力で地上滑走路への着陸が可能な宇宙往還機だ。国際宇宙ステーション（ISS）への輸送ミッションへの活用や、大分空港での運用の検討もすすめられている。

　Dream Chaserは今回、組み立て施設で初めて電源を入れ、ソーラーパネルで発電した電力を機体に供給し、フライトコンピューターやその他のコンポーネントを起動させた。

　Sierra Spaceは、今後実施するDream Chaserのアームストロング飛行研究センターへの移動に向けて準備を実施している。その後に熱真空試験を実施し、打ち上げの最終準備のためにケープカナベラル宇宙軍施設へと輸送される。