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Virgin Orbit破産に伴う資産売却オークション、入札期限が延長
2023.05.17 11:11
小型ロケットの打ち上げを手掛けるVirgin Orbitは、破産に伴う資産売却オークションの入札期限を延期した。
Virgin Orbitは、航空機からの小型ロケット「LauncherOne」の打ち上げを実施していた。しかし、米国時間4月3日には連邦破産法の申請手続きを開始。すでに事業を停止し、従業員の大部分も解雇している。
5月12日にデラウェア州の連邦破産裁判所に提出された書類によれば、Virgin Orbitは最終入札の期限を同月15日から19日まで、4日間延長されている。延長の理由は明らかにされていないが、売却に関する裁判所の審問は5月24日に予定されている。
Virgin Orbitで最高経営者(CEO)を務めるDan Hart氏は、「我々が受け取った入札への関心や意思表示の数と質に満足している。最終入札期限に向け、引き続き協議を続ける」と語っている。