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1週間の宇宙旅行に出せるのは200万円–飛行士のイメージに合うのは小栗旬?
2023.04.03 15:46
スカパーJSATは、宇宙旅行や宇宙飛行士に関する消費者の意識調査を実施した。全国の15~69歳の1000人を対象に調べたところ、「宇宙に関心がある」人が54.2%、「いつか宇宙に行ってみたい」人が39.3%といった結果が得られた。
「宇宙に関心がある」と回答した割合は、60代男性(73.5%)、50代男性(66.3%)、20代男性(63.9%)が高く、いずれの年代も男性が女性を上回った。「いつか宇宙に行ってみたい」と答えた層は、10代男性(53.0%)、20代男性(51.8%)、40代男性(48.8%)、10代女性(48.2%)となり、全体的に女性の割合が低いものの、男女差は比較的小さい。ただし、60代女性は14.5%と、目立って低かった。
「子どものころに宇宙飛行士に憧れたか」という質問に対しては、全体の15.7%が憧れていたと回答。憧れていた割合の高いのは、20代男性(31.3%)、50代男性(24.1%)、60代男性(21.7%)で、こちらも男性の割合が全体的に高い。「宇宙に関連した仕事をしてみたいか」と尋ねたところ、全体では17.0%が希望し、30代男性(25.0%)、40代男性(23.8%)、50代男性(22.9%)の割合が高かった。
「宇宙旅行(1週間)に行きたい」と思う人は47.0%、「月での宿泊(1泊)をしたい」と思う人は43.2%いた。1週間の宇宙旅行をするために払ってもよいと考える上限金額の平均は209.6万円で、「50万円未満」と「100万~200万円未満」という回答が多かった。月で1泊するホテル利用料の上限は、平均が52.7万円で、「10万~20万円未満」と「100万円以上」、「5万円未満」を選ぶ人が多かった。
宇宙飛行士のイメージにあう有名人を挙げてもらったところ、「小栗旬」が3年連続で1位。以下、2位「木村拓哉」、3位「阿部寛」、4位「トム・クルーズ」「鈴木亮平」となった。宇宙旅行を一緒に楽しみたい有名人としては、「明石家さんま」「タモリ」「綾瀬はるか」「所ジョージ」「大泉洋」「木村拓哉」に人気が集まった。
4月12日の「世界宇宙飛行の日」に向けて調査したが、4月12日が世界宇宙飛行の日であることを知っていた人の割合は7.2%にとどまった。