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ElevationSpace、宮城県のスタートアップ企業支援制度「テクスタ宮城」に参加
2023.02.28 14:53
東北大学発のテック系スタートアップであるElevationSpace(仙台市青葉区)は2月28日、宮城県が設立を準備しているスタートアップ企業支援制度「テクスタ宮城」に支援対象として参画すると発表した。
同社は、国際宇宙ステーション(ISS)の退役を見据え、人工衛星内で実験や製造などが行える小型宇宙利用・回収プラットフォーム「ELS-R」を開発する。東北大学吉田・桒原研究室がこれまでに開発、運用してきた15機以上の人工衛星のノウハウを活用し、高い信頼性を持った人工衛星を開発している。
宮城県は、テック系スタートアップの成長支援を産業政策の重要課題と位置付けている。産学官金連携による「テック系スタートアップ・サポートコンソーシアム」(テクスタ宮城)を設立し、地域全体でスタートアップの定着や成長を支援することを目指している。
2月27日にスタートアップ支援に協力する「テクスタ宮城構成員」、テクスタ宮城からの支援を希望する「スタートアップ企業」の募集を開始。ElevationSpaceは、支援対象スタートアップとして参画する。テクスタ宮城は、4~5月に開催する総会で正式に設立を発表する予定。