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新型ロケット「H3」初の打ち上げ、1日延期し2月13日に–「H2A」46号機の影響

2023.02.01 14:50

佐藤信彦

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから2月12日に打ち上げるとしていた新型基幹ロケット「H3」の「試験1号機(H3・TF1)」について、打ち上げ日を2月13日へ延期した。

 延期理由は、H3・TF1のトラブルではなく、同じ種子島宇宙センターを使用した「H2A」ロケット46号機の打ち上げが悪天候で1日遅れたため。H2A打ち上げの延期により、H3・TF1の準備作業が影響を受け、打ち上げ日時を再設定した。

 H3・TF1の打ち上げは、2月13日の午前10時37分55秒から同10時44分15秒のあいだに実施する。貨物(ペイロード)として先進光学衛星「だいち3号(ALOS-3)」を搭載し、軌道へ投入する計画。ALOS-3の分離は、打ち上げから16分57秒後の予定。

H3ロケットとだいち3号(出典:JAXA)
H3ロケットとだいち3号(出典:JAXA)

 2月13日に打ち上げられなかった場合の予備期間は2月14日~3月10日。

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