中国、2023年に70回以上ロケットを打ち上げへ

2023.01.18 14:43

　中国が2023年に70回以上のロケット打ち上げを実施する見込みだと、宇宙開発専門サイトのSpaceNewsが報じた。

中国には国営および民間の宇宙関連企業が存在し、2022年には合計で64回のロケットを打ち上げた。一方で日本は10月に「イプシロン」ロケットの打ち上げに失敗したことから、同年の打ち上げ成功数は0回となった。

　中国ロケット「長征」シリーズを製造する中国航天科技集团（CASC）は1月初旬の会議にて、今年は50回以上の打ち上げを目指すと発表した。これと民間企業のミッションをあわせ、内陸部や文昌、海陽の宇宙港からの打ち上げが70回を超える見通しだ。

　2023年のミッションとしてCASCは、宇宙ステーション「天宮」への有人ミッション、「天舟」貨物船による補給ミッションを予定している。また、「長征6C」や「長征5号」「長征5B」による科学、軍事ミッションも実施される。

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