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JAXA筑波宇宙センターで「環境試験設備」見学ツアー、2月10日に予定
2023.01.17 17:22
つくば市(茨城県)は1月17日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、エイ・イー・エス(AES、東京都中央区)などと連携し、JAXA筑波宇宙センターの「環境試験設備」見学ツアー・情報交換会を開催すると発表した。
宇宙空間で多様なミッションを行う人工衛星など、宇宙機を過酷な環境下で正確に機能させるためには、地上での環境試験が必要不可欠。こうした試験を支えているのが、JAXAが保有する環境試験設備となる。
同市では、テクノロジー系スタートアップや民間企業が研究事業開発に機動的に取り組めるように、研究機材シェアリングの観点からハード環境の形成を進めている。
今回、スタートアップや民間企業への試験設備利用拡大を目的として、JAXA筑波宇宙センターの「環境試験設備」見学ツアー・情報交換会を開催することになった。
開催日程は2月10日午後1時~4時30分。定員は先着30人。対象となるのは、試験設備利用を検討する法人担当者(1社2人まで)。申込締切は1月27日。定員に達し次第、受け付けを終了する。
見学を予定するのは、直径13mのスペースチャンバ、大型振動試験設備、旋回腕型加速度試験設備、電波試験設備、磁気試験設備などとなる。