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衛星データ解析技術を開発するSolafune、2億円を調達–人材採用を強化
2022.12.09 16:56
衛星データ解析技術を開発、提供するSolafune(沖縄県沖縄市)は12月9日、シードラウンドとして2億円を調達したことを発表した。ANRIや千葉道場ファンド、GREE Ventures、リバネスキャピタル、リアルテックファンド、90s、個人投資家数人が引き受けるとともに金融機関から借り入れた。
Solafuneは、人工衛星が取得する地球観測データや地理空間情報を活用し、地球上のあらゆる事象を解析する技術を開発、提供。これまでも、各領域の大手企業や行政向けに技術を提供してきたという。
競技形式の衛星データ解析プラットフォーム「Solafune」を運営し、よりオープンな形式で技術開発を推進。企業課題や社会課題の解決を主な目的としたデータ解析コンテストを継続的に開催している。
同社によると、国内外のさまざまな業種の大手企業や行政機関、政府から衛星データ解析・活用の依頼や相談を受けており、各種活用事例にあわせたサービス提供と解析技術の研究開発のニーズが高まっているという。
そこで今回資金の調達を実施。調達した資金については、技術者や事業開発人材の採用強化をグローバルで実施するとしている。