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はやぶさ2が小惑星から採取した砂の一部を公開 角田宇宙センター

2022.09.30 12:53

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 【宮城】小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから地球に持ち帰った砂の一部が10月1、2日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の角田宇宙センターで公開される。

 特別公開「はやぶさ2帰還カプセル展」の展示の一つ。29日に報道向けに公開された。採取した約2ミリの黒い粒が、ルーペ越しに観察できる。

 また、砂を持ち帰るため、はやぶさ2から分離して地球に帰還したカプセルの実物も見られる。大気圏突入時の高熱からカプセルを守るための背面ヒートシールドやパラシュートなど計25点が並ぶ。

 はやぶさ2は往復約52億キロの旅を経て、2020年12月に計約5・4グラムの砂を持ち帰った。砂からはたんぱく質を構成するアミノ酸が23種類見つかるなど、生命の起源に迫る研究に生かされている。

 来場には事前予約が必要で、1日の分はすでに締め切った。2日の分は同センターの公式サイトから9月30日午後4時までに申し込む。このほか、10月2日に市台山公園内のスペースタワー・コスモハウスである「はやぶさまつり」でも75人分の当日入場を受け付ける。(緑川夏生)

小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから地球に持ち帰ってきた約2ミリの粒=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから地球に持ち帰ってきた約2ミリの粒=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
地球から指令を受け取るなど重要な役割を担ったカプセルの心臓部=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
地球から指令を受け取るなど重要な役割を担ったカプセルの心臓部=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
大気圏に突入する際の高熱からカプセルを守ったり、パラシュートを引き出したりする役割を果たした「背面ヒートシールド」=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
大気圏に突入する際の高熱からカプセルを守ったり、パラシュートを引き出したりする役割を果たした「背面ヒートシールド」=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
小惑星探査機「はやぶさ2」の10分の1模型=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
小惑星探査機「はやぶさ2」の10分の1模型=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型も展示されている=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影
小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型も展示されている=2022年9月29日、角田宇宙センター、緑川夏生撮影

(この記事は朝日新聞デジタルに2022年9月30日10時45分に掲載された記事の転載です)

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