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Virgin Galactic、新宇宙船「Delta」の商業宇宙旅行計画を発表

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　民間企業による宇宙旅行の提供を目指すVirgin Galactic（ヴァージン・ギャラクティック）は米国時間11月2日、新型スペースプレーン「Delta」によるミッションのロードマップを公開した。

　Virgin Galacticは航空機を改造した母艦から空中より宇宙船を切り離し、打ち上げることでの宇宙旅行を提供しようとしている。すでに創業者も搭乗したスペースプレーン「SpaceShipTwo」によるミッションに成功しており、また宇宙旅行のチケットも45万ドル（約6700万円）で販売している。

　今回発表されたDeltaは、SpaceShipTwoの次世代モデルかつ量産を視野に入れたスペースプレーンだ。発表によれば、2023年にBell TextronとがQarbon AerospaceがDeltaの部品製造を開始するという。さらに、Axiom Spaceの宇宙飛行士を宇宙へと輸送する新たな契約も発表された。

　Deltaは早ければ2026年の就航を目指しており、週に1回程度の頻度で宇宙へと飛行する予定だ。またBoeing（ボーイング）子会社のAurora Flight Sciencesは、2機の新しい母艦を製造する。

　Virgin Galacticはこれまで4回の有人宇宙飛行を行ってきたが、現在は新型コロナウイルスによるパンデミックの影響もあり、計画に遅延が発生している。一方でAmazon（アマゾン）創業者のJeff Bezos（ジェフ・ベゾス）氏が率いるBlue Originは、6回の有人宇宙飛行を実施している。