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中国、2日で3機の衛星を打ち上げ–1機はスパイ衛星か

2022.09.27 17:54

塚本直樹

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 中国で現地時間9月24日と9月26日に、2機のロケットと3機の人工衛星が打ち上げられた。

 24日に中国北部の太原衛星発射センターから打ち上げられたのは、固体ロケット「Kuaizhou-1A(快舟1号甲)」だ。快舟1号甲には人工衛星「Shiyan-14(試験14号)」と「Shiyan-15(試験15号)」が搭載され、予定どおりに軌道へと打ち上げられた。

 国営メディアの新華社によれば、試験14号は主に科学実験や新技術の検証に、試験15号は地形調査や都市計画、防災・減災の分野でデータを収集することになる。

 26日には四川省の西昌衛星発射センターから「長征2号」ロケットが打ち上げられた。長征2号はリモートセンシング衛星「Yaogan 36(遥感36号)」を軌道へと投入している。

 遥感36号のミッションは明かされていないが、スパイ衛星としての活動が予測されている。中国がこれまで打ち上げた遥感シリーズは、民間用と軍事用の両方のデータを収集していると考えられる。

(出典:CCTV)

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