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中国、2時間以内に2つの打ち上げミッションが成功
2022.09.08 11:59
中国で現地時間9月5日、2回の軌道打ち上げミッションが相次いで実施された。
まず現地時間午前10時24分に中国北部の酒泉衛星発射センターから、民間企業Expaceの固体ロケット「Kuaizhou-1A」が打ち上げられた。同ロケットは北京未来航天科学有限公司の試験衛星「CentiSpace-1-S3」「CentiSpace-1-S4」を投入している。
そして同日の午後12時19分には、西昌衛星発射センターから「長征2号」ロケットが打ち上げられた。同ロケットは科学実験や資源調査、農業支援、災害観測を実施する、リモートセンシング衛星「Yaogan-35」を投入した。
2022年に入り、中国では37回の軌道打ち上げミッションを実施している。Kuaizhou-1Aの打ち上げはExpaceにとって17回目のミッション、長征2号の打ち上げは長征シリーズにとって436回目の打ち上げだった。