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水エンジンのPale Blue、シリーズCラウンドを完了–15億円を調達
2025.08.08 09:00
東大発ベンチャーであり、小型衛星向けに水を推進剤にしたエンジンなどを開発するPale Blue(千葉県柏市)は8月7日、シリーズCラウンドの資金調達が完了したことを発表した。調達総額は約15億円。
ベンチャーキャピタルやコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のファンドを引受先とする第三者割当増資を実施した。今回の資金調達で生産品質体制を強化する。
生産技術開発拠点の立ち上げ、人員体制の強化、品質マネジメントも積極的に取り組んでいくという。研究開発では、製品ラインアップの拡充に向けてホール推進機(ホールスラスター)の開発と宇宙実証に引き続き取り組んでいくとしている。
今回、三菱電機のCVCファンド(グローバル・ブレインが運営)から初めて出資を受け入れた。シリーズCラウンドの主な投資家は以下の通り。
- エースタート
- ニッセイ・キャピタル
- 三井住友海上キャピタル
- 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ
- MEイノベーション投資事業有限責任組合(グローバル・ブレインが運営する三菱電機のCVCファンド)
- 東急建設-GBイノベーション投資事業有限責任組合(グローバル・ブレインが運営する東急建設のCVCファンド)
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Pale Blueプレスリリース
