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JAXAと東レが共同開発素材のTシャツ、静岡県警察学校がユニフォームとして採用

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　宇宙航空研究開発機構（JAXA）と東レが共同で開発した素材「MOON-TECH」を使用したTシャツが静岡県警察学校の2025年度入校生向けユニフォームとして採用された。4月21日に発表された。

　First Penguins（東京都千代田区）、MOONRAKERS TECHNOLOGIES（東京都中央区）、清水屋スポーツ（静岡県藤枝市）の3社は、学生の日常生活のウエルネスを上げることを目的に、先端技術を搭載した学生向けスポーツウェアやユニフォームの共同開発や共同展開で合意。その第1弾商品として提案したTシャツが採用された。

　First Penguinsは学生スポーツやエンタメを豊かにするプラットフォーム「BUKATOOL（ブカツール）」を展開するスタートアップ企業。清水屋スポーツは、「スポーツで世の中をおもしろく」という理念を掲げ創業したスポーツ用品店。MOONRAKERS TECHNOLOGIESは東レ発のスピンオフベンチャー。

　3社の取り組みは、MOONRAKERSが提供する、従来の学生向けのスポーツウェアやユニフォームの概念を刷新するという高レベルな機能性を搭載した商品を、清水屋スポーツの地域に密着した活動によるユーザーボイスの獲得で適切にカスタム化して、学生の日常生活のウエルネスの向上を目指すものと説明する。

　従来、数量やサイズの取りまとめや代金回収など教員や顧問、保護者、地域社会などにかかっていた負担を軽減するために、First Penguinsが提供する学校・部活動向けデジタルプラットフォームであるBUKATOOLを活用している。

　静岡県警察学校は今回、過酷さを増す夏場の環境を踏まえ、そうした環境でも生徒がトレーニングや授業、日常生活を快適に過ごせること、教官が授業や付随する教育活動に集中できることを目的として、今回の商品とシステムの採用を決定したと説明している。

関連情報
First Penguinsプレスリリース（PR TIMES）
MOON-TECH製品（MOONRAKERS）