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SpaceX、54機の「Starlink」衛星を打ち上げ–ドローン船でロケットを回収

2022.08.29 18:00

塚本直樹

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 Space Exploration Technologies(SpaceX)は米国時間8月27日、衛星インターネット計画「Starlink」をフロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げた。

 Starlinkでは低軌道に多数の衛星を打ち上げることで、低遅延かつ高速な衛星インターネットを提供している。また今後は、より大型化した第2世代のStarlink衛星の打ち上げも予定されている。

 悪天候により約80分遅れたものの、54機のStarlinkが打ち上げられた。ロケットは海上のドローン船「A Shortfall of Gravitas」で回収された。

 今回利用された「Falcon 9」の機体は、2回めの打ち上げと着陸となった。同機は昨年12月に国際宇宙ステーション(ISS)へと「Dragon」補給船を輸送している。今回のStarlinkの打ち上げミッションは、SpaceXにとって2022年における38回目のロケット打ち上げミッションだった。

(出典:SpaceX)
(出典:SpaceX)

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