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気球での成層圏遊覧飛行、商用第1号機の名前は「かざぶね」–6月以降に予定

2025.04.02 08:30

UchuBizスタッフ

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 岩谷技研(北海道江別市)が主催する、宇宙を民主化する共創プロジェクト「OPEN UNIVERSE PROJECT」は4月1日、世界初となる気球による成層圏への遊覧飛行の商用第1号機の名前を「かざぶね」にしたことを発表した。

 プロジェクトでは商用第1号機の名前を募集するキャンペーン「OPEN UNIVERSE チャレンジ」を1月16日~3月9日に実施。約2カ月間で計4983案が応募された。事務局での選考の結果、「かざぶね」が採用された。「かざぶね」のネーミング理由は以下の通り。

気球は英語でballoonですが、「風船」の語源について調べたところ、気球の無人・有人飛行に初めて成功した1783年頃に、オランダ語の気球を蘭学者が「風船」と訳したことが由来だと分かりました。本来の「風船」とは、我々が普段見る小さい風船のことではなく、人が乗れるほど大きな空を飛ぶ乗り物だということを、子どもたちや知らなかった人に教えたいという気持ちを込めてつけました。

 事務局は選考コメントとして「気球での宇宙遊覧の挑戦は、どこにでもある『風船』を使った手作りの実験から始まりました。『宇宙を見たい』という純粋な好奇心が、たくさんの試行錯誤の先に『風船』から『宇宙を遊覧する船』へと辿り着いたように、宇宙遊覧フライトの第1号機が、どんな小さな挑戦も『まずは、やってみよう』と後押しする存在になってほしいと願い、この名前を選ばせていただきました」としている。

 「かざぶね」は6月以降の打ち上げを予定している。実現すれば、気球での成層圏への商用飛行としては世界初になる。

 OPEN UNIVERSE PROJECTは、旅行や保険、アパレル、通信などのさまざまなパートナー企業と共創するという。パートナー企業は協賛契約などをプロジェクトに提供。岩谷技研はパートナー企業と共同で開発、レベニューシェアなどの権利をパートナー企業に与える。

関連情報
岩谷技研プレスリリース(PR TIMES)

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