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「北海道スペースポート」運営の大樹町とSPACE COTAN、学習院大と産官学連携協定
2024.11.21 12:30
宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」を運営する北海道大樹町とSPACE COTANは学習院大学との産官学連携協定を締結、11月20日に協定締結式を開いた。宇宙関連人材の育成や地域社会の発展などに取り組む。
学習院大学は、理系と文系を融合させた「宇宙利用論」の研究や教育に取り組んでおり、宇宙産業の現場に即した形での展開を考え、長年宇宙のまちづくりを進めている大樹町に産学官連携拠点の構築を検討していたという。大樹町は、大樹高校が地域の特色である航空宇宙分野を活用した授業展開に取り組み、学校の魅力向上を図っていると説明。学習院大学と大樹町はともに、国内で不足する宇宙関連人材の育成に取り組んでいることから3月13日に協定を締結した。
宇宙利用分野で相互に協力し、地域社会の発展と人材育成、学術の振興に寄与することを目的に以下の内容に取り組む。
- 地域づくり・まちづくりの推進
- 産業振興など地域経済の発展
- 環境の保全と防災対策の推進
- 住民との協働の推進
- 教育と人材育成の推進
- 学術研究の振興
- 施設の相互利用