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民間人宇宙飛行の初ミッション「Polaris Dawn」、来年4月に延期

2023.12.13 07:00

塚本直樹

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 民間人による宇宙飛行計画「Polaris Program」の初ミッション「Polaris Dawn」が2024年4月に延期されると、搭乗するJared Isaacman氏がX(旧Twitter)で報告している。

 Polaris Dawnは民間出身の4人の宇宙飛行士がSpace Exploration Technologies(SpaceX)の「Falcon 9」ロケットを利用し、最大5日間の飛行を行うというものだ。同ミッションは2023年8月にも遅延の可能性がCNBCから報じられていた

 Polaris Dawnに資金を提供している、Shift4 Paymentsの最高経営責任者(CEO)を務めるIsaacman氏(Polaris Dawnでは船長として搭乗)はXで「4月が打ち上げの目標で、訓練のペースは加速している」と投稿。「野心的な開発プログラムなので、スケジュールの遅れは予測されていた」

 Polaris Dawnはもともと、2022年第4四半期(10月〜11月)が予定されていた。打ち上げでは3つの民間ミッションや宇宙での「Starlink」のテスト、宇宙遊泳が予定されている。

(左から)メディカルオフィサー(医療担当)のAnna Menon氏、パイロット(操縦士)のScott Poteet氏、コマンダー(船長)のIsaacman氏、ペイロードスペシャリスト(搭乗科学技術者)のSarah Gillis氏(出典:Polaris Program / John Kraus)
(左から)メディカルオフィサー(医療担当)のAnna Menon氏、パイロット(操縦士)のScott Poteet氏、コマンダー(船長)のIsaacman氏、ペイロードスペシャリスト(搭乗科学技術者)のSarah Gillis氏(出典:Polaris Program / John Kraus)

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Jared Isaacman氏Xアカウントツイート

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