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中国、月周辺に通信衛星コンステ構築を検討–深宇宙探査を支援
2023.10.11 11:20
中国深宇宙探査研究所(DSEL)は国際宇宙会議(IAC)で、深宇宙探査を支援するための月衛星コンステレーション計画について言及した。SpaceNewsが報じた。
DSEL傘下のシステム研究所のエンジニアであるXi Xiangyu氏によれば、中国はこの10年間で一連の月・深宇宙ミッションに取り組んでおり、通信や航法、リモートセンシングにおいて、大規模なネットワークを必要としている。
そこで中国は、月周辺だけでなく地球と月のラグランジュポイントに通信衛星コンステレーションを配置し、月や深宇宙を目指す飛行士に通信中継や航法データなどの提供を目指している。
中国はすでに、月面探査機「嫦娥4号」のミッションをサポートするため、地球と月とのラグランジュ点に通信中継衛星を打ち上げている。さらに「嫦娥6号」「嫦娥7号」「嫦娥8号」をサポートするため、通信中継衛星「鵲橋2号」が2024年5月頃に打ち上げられる予定だ。
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SpaceNews