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Blue OriginのCEOが退任、後任はAmazonのKuiperを担当したLimp氏–CNBC報道

2023.09.28 11:33

塚本直樹

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 Blue Originで最高経営責任者(CEO)を務めるBob Smith氏が12月に同社を退任する模様だ。社内メールで伝えられたと米経済メディアのCNBCが報じた。後任にはAmazonの衛星インターネット「Project Kuiper」を担当したDave Limp氏が就任するという。

出典:Blue Origin webcast

 

 Smith氏がCEOに就任した6年前、Blue Originの従業員は1000人に満たなかった。しかし、現在は1万人以上にまで成長している。同社はサブオービタル(準軌道)ロケット「New Shepard」の商業飛行を開始し、次世代ロケット「New Glenn」や有人月着陸船「Blue Moon」、「BE-4」エンジンの開発を進めている。

 一方で、New Shepardは2022年9月のミッションでエンジンが故障し、それ以来打ち上げは行われていない。2023年9月初旬には、何人かの従業員が解雇されたと報告されるなど、同社の成長が鈍化している兆候もあった。

 Smith氏はメールで、「我々はBlue Originをプロトタイピングと研究のルーツから、大規模で著名な宇宙ビジネスへと急速にスケールアップさせた」と述べた。

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