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高頻度宇宙輸送を目指すISC、JALエンジニアリングと協議–整備性向上狙う
2023.08.08 16:22
宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指す将来宇宙輸送システム(Innovative Space Carrier:ISC、東京都中央区)は8月8日、宇宙往還機を利用した安全な宇宙運送の実現を目指して、JALエンジニアリング(JALEC、東京都大田区)との間で合意書を締結したと発表した。
ISCは、完全再使用型の単段式宇宙往還機(Single Stage To Orbit:SSTO)を活用した高頻度宇宙輸送を2040年代に行うことを最終目標とし、今後5年程度で再使用型の小型宇宙輸送機を開発することを目指している。
目標の達成には開発の初期段階から、安全性と信頼性を確保した効率的な運用の仕組みを検討する必要があると判断。JALグループの保有する航空機やエンジン、部品に対する整備を担うJALECとの間で、JALECの技術的知見を活用した整備性向上などについて、協議を進めることになったという。
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ISCプレスリリース