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最新の宇宙日本食も紹介–8月に迫る古川飛行士の長期滞在、JAXAが特設サイト公開
2023.07.25 11:29
宇宙航空開発機構(JAXA)は、8月から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する古川聡宇宙飛行士の特設サイトを公開した。あわせて、ISSに持ち込まれる日本メーカー製の生活用品や、最新の宇宙日本食の情報も掲載している。
古川氏は、Space Exploration Technologies(SpaceX)のCrew Dragon宇宙船の7号機でISSに向かう予定だ。打ち上げは8月15日以降に実施される。宇宙での滞在期間は半年間を予定している。
特設サイトでは、古川飛行士がISS滞在中に日本実験棟「きぼう」を利用して実施するいくつかのミッションを紹介している。たとえば次世代水再生実証システムの「JWRS」、火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響を評価する「FLARE」、きぼうに設置される船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機の「Int-Ball2」など、複数の取り組みが紹介されている。
また、民間企業が開発した製品で宇宙での暮らしを向上させる「THINK SPACE LIFE」の取り組みとして、ISSに送られる日本企業の生活用品などが紹介されている。今回の打ち上げでは、新たに肌着や靴下などを製造販売する健繊のインナーや、スタイレム瀧定大阪とソニーグループが製造した半袖とショートパンツなどが搭載されるという。
そのほか、「白飯」や「赤飯」「山菜おこわ」「おにぎり鮭」「亀田の柿の種」「宇宙うなぎ」「切り餅」「ちりめん山椒」といった搭載する宇宙日本食の一覧もリストアップされている。宇宙でも多彩な日本食を楽しめることがうかがえる。