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中国が2027年にも「月探査を担う次世代宇宙船」を打ち上げか
2023.07.24 14:56
中国が宇宙飛行士を月へと運ぶ能力を持つ次世代宇宙船を、早ければ2027年頃にも打ち上げる計画だとロイター通信が報じた。
ロイターが引用する広州日報の報道によれば、中国の有人宇宙計画を担当している楊利偉氏は、「次世代宇宙船は有人月探査、宇宙ステーションの建設、深宇宙探査に使用されるだろう」と語っている。
楊氏によれば、次世代宇宙船の打ち上げは2027年から2028年に実施される。また中国は、2030年までに2人の宇宙飛行士を月に送り込むことを計画しており、ミッションではこの新しい宇宙船と「長征10号」ロケットが利用される予定だ。
次世代宇宙船は、3人の宇宙飛行士を月遷移軌道に運ぶことができる。また、地球低軌道(LEO)を対象にする場合は、4人から7人の飛行士を中国の宇宙ステーション「天宮」へと輸送できる。