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2020年の運用終了の宇宙望遠鏡「Spitzer」の復帰ミッション、米宇宙軍が模索
2023.05.18 11:52
米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「Spitzer」を復帰させるミッションが模索されている。
Spitzerは2003年8月に打ち上げられ、地球を追いかける太陽周回軌道上で赤外線による観測を実施していたが、2020年1月に運用が停止されていた。
米宇宙軍はSpitzerの運用を再開するアイデアを募るため、宇宙開発企業のRhea Space Activityに25万ドル(約3400万円)を授与した。初期段階の研究では、2026年のSpitzerの復帰ミッションの打ち上げが検討されている。
RheaのCEOかつ天体物理学者のShawn Usman氏は声明の中で、「(Spitzerの復帰は)人類がこれまでに行った中で、最も複雑なロボットミッションとなるだろう」と述べている。