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Astra、次期ロケット「Rocket 4」の年末飛行に向けて前進–ペイロード10倍に向上

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　宇宙開発企業のAstraは米国時間3月30日、次期ロケット「Rocket 4」の2023年末の初飛行に向けた開発が順調に進んでいると明かした。

　現在Astraは小型ロケット「Rocket 3.3」を運用しているが、4回のミッションのうち2回が失敗している。Rocket 4はRocket 3の10倍となる、600kgのペイロードを搭載できる。

　Astraで最高経営者を務めるChris Kemp氏は、「Rocket 4の試験飛行は2023年後半に開始される見込みで、初飛行に向けた主要な開発マイルストーンは順調にクリアしている」と語っている。これには、上段エンジンの認定や第1段エンジンの静止燃焼試験などが含まれる。

　「Rocket 4は過去の事故の原因を解決するために、Rocket 3の飛行実績をベースとしながら、重要なアーキテクチャを決定している」と、Kemp氏は述べている。