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Launcherの宇宙往還機「Orbiter SN1」が軌道上で故障

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　Space Exploration Technologies（SpaceX）のロケットで打ち上げられたLauncherの宇宙往還機「Orbiter SN1」が故障したことが、米国時間2月16日に発表された。

　Orbiter SN1は「High delta-v capable space tug」とも呼ばれており、個々の衛星を軌道へと投入することができる。Launcherによれば、Orbiter SN1を利用することで「ライドシェアに制約されない正確な軌道に衛星が配置でき、顧客が最終軌道をより柔軟に選択できる」としている。

　Orbiter SN1は2023年1月の「Transporter-6」にて打ち上げられた。Launcherによれば、Orbiter SN1は姿勢制御に問題が発生したことで、ソーラーパネルから電力を生成することに失敗。そして制御を失い、動作を停止したとしている。

　Launcherは今年6月の「Transporter-8」と10月の「Transporter-9」でも、追加ミッションを打ち上げる予定だ。また今回の失敗をうけて、GPS通信とアンテナのサブシステムを再設計する。