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膨張式宇宙ステーションの破壊試験、Sierra Spaceが実施

2023.02.03 16:00

塚本直樹

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 Sierra Space(シエラ・スペース)は米国時間1月31日、膨張式宇宙モジュールの3回目の試験を完了したと発表した。

 Sierra Spaceが開発をすすめる「Large Integrated Flexible Environment(LIFE)」は、Blue Origin(ブルーオリジン)が主導する宇宙ステーション「Orbital Reef(オービタル・リーフ)」の一部として利用される。同宇宙ステーションは、国際宇宙ステーション(ISS)の代替利用が予定されている。

 今回のテストは、アラバマ州ハンツビルにあるNASAのマーシャル宇宙飛行センターで実施された。Sierra Spaceは2022年7月と11月にも、膨張式宇宙モジュールの爆発テストを実施。これは、軌道上での膨張式宇宙モジュールの安全性を確認するためのものだ。

 Sierra Space2023年の早い時期に、2回目のサブスケール(小型版)モジュールでのシステム加速クリープ試験をおこなう。そして年内にも、本格的な試験を実施する予定だ。

(出典:Sierra Space)

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