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防災備蓄ゼリー「LIFE STOCK」、「宇宙日本食」に認定–被災地の課題から開発

• #宇宙日本食

　ワンテーブル（宮城県多賀城市）は1月31日、防災備蓄食「LIFE STOCK」（エナジータイプ グレープ味）が宇宙航空研究開発機構（JAXA）の「宇宙日本食」に認証されたと発表した。

　同社は、都市型農業の開発・コンサルティング、地域風土の再生・プロデュース事業を展開。水なしで摂取できる災害用備蓄ゼリー「LIFE STOCK」も開発している。

　宇宙日本食は、食品メーカーなどが提案する食品をJAXAが定める宇宙日本食認証基準と照らし、基準を満足している場合に認証される。日本食の味を楽しんでもらい、長期滞在の際の精神的なストレスを和らげ、パフォーマンスの維持・向上につながることを目的としている。日本の家庭で普段食されている範囲を対象としており、日本の伝統的な和食には限定していない。

　宇宙日本食に認証された「LIFE STOCK ENERGY グレープ-Jelly for space-」（中身は、市販されているものと同等）は、被災地の課題から生まれた防災備蓄ゼリー。閉鎖空間や水のない環境などの多くの共通点もあることから、製品開発の段階から宇宙空間での使用を想定し製造されているという。

　同社では、今後も国際宇宙ステーション（ISS）に搭載される日を目指し、宇宙日本食を提供する取り組みを進めていくとしている。