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ISSでの太陽電池マウントの設置、予定どおりに完了せず

　JAXA（宇宙航空研究開発機構）の若田光一飛行士とNASA（米航空宇宙局）のNicole Mann（ニコル・マン）飛行士による太陽電池マウントの設置は、予定どおりに完了せず宇宙遊泳が終了した。

　1月20日に実施された宇宙遊泳では、若田飛行士とマン飛行士は新しいロールアウト式の太陽電池パネル「iROSA」の組み立てを実施。しかし「粘着質の足場」と支柱の問題に直面した。

　マン飛行士は、マウント部品をボルトで固定するために「APFR（Articulating Portable Foot Restraint）」を使用。しかしこの足場に粘着性があり、作業を阻害した。4つの部品のうち3つをうまく組み合わせることができたが、ミドル（中間）ストラットがうまく組み立てられず、ミッションコントロールは作業の中止を指示した。

　ミッドストラットの取り付けは、別の宇宙遊泳にて実施されることとなる。