フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
宇宙飛行士がISSに長期滞在する際などに食べている「宇宙食」。一部店舗では、誰でも食べられる宇宙食も売られているが、一体どのような味がするのか気になっている人もいるだろう。そこで、いろいろな種類の宇宙食をまとめて食べてみた。その感想を写真とともにお伝えしていこう
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
まずは、スペースフードシリーズから「ライスケーキ(おもち)」。袋を開けてみると、知育菓子のようにおもちが6枚ときなこ、そして楊枝が綺麗に収まっていた
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
宇宙食と同じくフリーズドライ製法で作られているという。1枚あたり6.7gで、手に取るとかなり軽く、本当におもちに戻るの...?と心配になる
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
作り方は簡単。トレイに水を入れて、そこに乾燥したおもちを15〜20秒ほど浸すだけだ。すると、すぐにお湯で茹でたようにトロトロの柔らかさになり驚いた
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
あとは、付属の砂糖入りきなこをまぶせば完成だ。このきなこ餅は、食感・味ともにかなり完成度が高く、とても美味しかったためペロリと完食。水だけで食べられるので、災害時の非常食としてもおすすめだ
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
続いて、袋を開けたらすぐに食べられるフリーズドライ食品をいくつか紹介していこう。まずは「たこ焼き」から
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
お皿に出すと4個のたこ焼きが入っていた。ビジュアルは、ソースをかける前の本物のたこ焼きとかなり近く美味しそう。内容量は20gとのことなので1個あたり5g程度だろうか
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
気になるお味は、たこ焼き味の少し歯応えのあるスナック菓子という印象。ソースはかかっていないが、たこ焼きの味をしっかりと感じることができた
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
たこ焼きを割って中身を確かめてみると、こんな感じ。残念ながら具材などは入っていないようだ
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
次は「いちごアイス」。常温なのにアイスとはどういうことだろうか...
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
袋から取り出すと、トレイに入った四角い乾燥食品が現れた。原材料には生クリームやバターミルクパウダー、脱脂粉乳、粉末水あめなどが含まれているという
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
少しでもアイスっぽさを出すために、お皿とスプーンを用意。食べてみた感想は、どうしても常温かつサクサクとした食感のためアイス感は弱いが、舌の上でゆっくり溶かすと、時間差でいちごアイスの味や風味を感じることができた
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
スペースフードシリーズの最後は「エビグラタン」
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
袋から出すと、乾燥したエビグラタンが2個入っていた。冷凍食品などでお馴染みのお弁当に入っているエビグラタンのビジュアルだ
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
口に入れると、ホワイトソースにあたる下の箇所はサクサクと軽い食感で味はかなり薄め。一方、上に載っているエビやチーズにあたる箇所は少し味が濃いため、あわせて一緒にかじると口の中でちょうどよい塩梅になる
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
こちらはJAXAの宇宙日本食認証制度を通じて開発された2種類の「宇宙おにぎり」。袋にはチャックがついている
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
非常食にも採用されている「アルファ米」が使用されているという
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
袋を開けてお湯または水を注ぎ、チャックを閉めた後に20回近く振り混ぜて置いておく。鮭おにぎりはお湯で15分・水で60分。赤飯はお湯で20分・水で60分かかる
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
宇宙おにぎりの袋は、米が水を吸うと3角形になる仕組みで、左右の切り込み線から開けるだけで、手を汚さずにおにぎりが食べられる。鮭おにぎりは、少し芯が残っているような食感だが、それ以外は一般的なおにぎりの味がする
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
続いて赤飯おにぎり。鮭おにぎりよりもふっくらとした食感で、芯も感じないため美味しい。味はやさしめなので、ごましおを一振りするとより美味しく食べられそうだ
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
おにぎりのお供には、ぜひ宇宙日本食にも認定された「ちりめん山椒」をおすすめしたい
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
市販されている、ちりめん山椒と変わらない味や風味で美味しい。宇宙食ではあるが、日々のご飯のお供として、冷蔵庫に常備しておきたいほどだ
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
ここからはレトルトの宇宙食を2つ紹介しよう。まずは、ハンバーグとして初めて宇宙日本食に認定された「コスモバーグ」。北海道産の牛肉やミニトマトを使い、宇宙での基準に必要なレトルトパウチ加工が施されているという
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
缶のパッケージを開けると、レトルトパックが入っていた。5〜10分ほど湯煎するだけですぐに食べられる
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
お皿に盛り付けてみると、一般的なトマトハンバーグと遜色のないビジュアル。味については、トマトソースがとても美味しく、宇宙という過酷な環境でもこの味を楽しめるのは嬉しいだろう。ハンバーグは粗挽きではく、しっかりと肉が詰まっている食感。こちらは少し好みが分かれるかもしれない
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
最後は、宇宙日本食レトルトカレー「スペースカレー」と、宇宙白飯を使ったカレーライス。スペースカレーはISSでの長期滞在用に特別開発されたビーフカレーで、ウコンやカルシウムを多く含んでいるという
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
一般的なレトルトカレーと変わらないレトルトパックを湯煎する。なお、ISS(無重力空間)では、お湯ではなく専用の加熱トレーで温めているという。宇宙白飯は、先ほどの宇宙おにぎりと同じく水またはお湯で戻す
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
宇宙白飯に湯煎したルーをかければ、スペースカレーライスの完成。見た目は一般的なビーフカレーだが、果たしてそのお味は...?
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
ごろっとした牛肉が贅沢に入ったビーフカレーでとても美味しい。宇宙白飯は、宇宙おにぎりと同じく少し芯が残る食感だったが、カレーがあまりに美味しかったため、ほとんど気にすることなく完食してしまった。個人的には、これまで食べた宇宙食の中で最もおすすめしたい逸品だ。
フォトレポート
[フォトレポート]宇宙食ってどんな味?–カレー、お餅、たこ焼きなど食べてみた
2023.06.10
今回、紹介した宇宙食の数々はいかがだっただろうか。これらはあくまでも一部なので、ぜひ気になる宇宙食にチャレンジしてみてほしい