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マスク氏、10回目のスターシップ打ち上げは「3週間後」–試験中に爆発も

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　米Space Exploration Technologies（SpaceX、スペースX）を率いるElon Musk（イーロン・マスク）氏は米国時間7月14日、次世代ロケット「Starship」（スターシップ）の試験飛行を3週間後に行うとX（旧Twitter）で明かした。

　Starshipは第1段（下段、ブースター）の「Super Heavy」（スーパーヘビー）と第2段（上段）の「Ship」（シップ）を組み合わせることで、全長121mにもなる巨大ロケットだ。ロケットは上段と下段の再使用を目指しており、次回は今年4回目の打ち上げとなる。

Launching again in ~3 weeks

— Elon Musk (@elonmusk) July 14, 2025

　10回目の統合飛行試験（IFT-10）である「Flight 10」への道のりは容易ではなく、同試験で使用する予定だった上段のShipは、6月にSpaceXのテスト施設での実験中に爆発を起こした。SpaceXはこの爆発が「ノーズコーン部分の加圧窒素タンクの故障が原因」だとし、現在は別のShipの準備を進めている。

　今年の1月、3月、5月に実施された「Flight 7」「Flight 8」「Flight 9」のすべてでShipは失われた。下段のSuper Heavyは、Flight 7とFlight 8で発射塔の巨大アーム「箸」での空中キャッチに成功。Flight 9では、初めてSuper Heavyが再使用された。

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