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インターステラ、89億円を調達–三井住友銀行やジャパネットが出資
2025.07.11 09:00
インターステラテクノロジズ(北海道大樹町)はシリーズFラウンドとして89億円を調達した。7月10日に発表した。
第三者割当増資で65億円、金融機関からの融資で24億円を調達した。第三者割当増資は、三井住友銀行やスパークス・アセット・マネジメントが運用する「宇宙フロンティア2号ファンド」、ジャパネットホールディングスと既存株主が引受先。三井住友銀行とは、サプライチェーンの構築支援で業務提携契約も締結した。同行が宇宙スタートアップに出資するのは今回が初になる。
同社は、文部科学省の「中小企業イノベーション創出推進事業」(SBIR)フェーズ3に採択されており、初回のステージゲート審査を通過した3社のうちの1社。
シリーズFファーストクローズで出資したウーブン・バイ・トヨタと業務提携。ロケットを一点ものの生産から高頻度打ち上げに耐えられる工業製品へと構造変革させ、高頻度・低コストに打ち上げられる宇宙輸送サービスを確立するための取り組みを加速させると説明している。
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