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ASTRO GATEなど3社、ケニアでの「宇宙港」開発を共同で推進–赤道直下にロケット射場

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　ASTRO GATE（東京都あきる野市）やケニアのAfriOrbit、米Hayes Group Internationalの3社は5月2日、ケニアでの商業用宇宙港（スペースポート）の開発を共同で推進することを目的にした覚書（MoU）を締結した。5月13日に発表した。

　アフリカ全体での宇宙関連インフラと宇宙産業全体の発展を支援することが目的。3社はそれぞれの専門知識とリソースを生かしながら、ケニアでのスペースポート構想に向けた連携を強化していく。今後は以下の分野を中心に共同で協議、調査していく。

• ケニア国内でのスペースポート候補地の特定と評価
• 関係省庁や政府機関、規制当局との連携、調整
• 技術的、経済的、環境的な観点を含む実現可能性の調査
• ローンチサービスプロバイダーと衛星オペレーターとの連携機会の模索

　AfriOrbit 最高経営責任者（CEO） Meshack Kinyua氏は「赤道直下のスペースポートという構想は、長年の間実現されずに眠っていました。私たちは今、その夢を現実にする大胆な一歩を踏み出そうとしています。ケニア赤道スペースポートは、多くの打ち上げ機会を求めながらも十分な発射ウィンドウが確保できていなかった宇宙コミュニティーにとって大きな希望となるものです。科学とサファリの融合、それがこのプロジェクトの核です。科学者、地域社会、自然が共存、共創する真のエコシステムをここに築いていきます。ロケットが飛び立つたびに、誰もが自分のアイデンティティを感じられる場所にしたいと思っています」とコメントしている。

　今回の覚書は、法的拘束力のある契約ではなく、将来的な協業に向けた基本的な枠組みを定めるものと説明。今後は、より詳細な検討を通じて、正式な契約締結を目指していく予定としている。

　ASTRO GATEは、ロケットなどの離発着拠点であるスペースポートを調査、企画、運営するなどの事業に取り組んでいる。

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ASTRO GATEプレスリリース（PR TIMES）