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ElevationSpace、大気圏再突入カプセルの高空落下試験に成功–前回の課題点をクリア

2025.04.02 10:11

UchuBizスタッフ

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 ElevationSpace(宮城県仙台市)は4月2日、宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」の初号機「あおば」の回収カプセルについて、大気圏再突入カプセルの高空落下試験 Phase 2を実施し、目標とする諸機能の確認に成功したと発表した。2月22日に福島県南相馬市沖の海域で行われた。

パラシュートが開き、降下するカプセル(出典:ElevationSpace)

 今回の試験では、Phase 1において生じた課題点を含む項目について正常動作することを確認した。具体的には、(1)降下中にパラシュートを放出して減速する、(2)カプセル飛行中・着水時の飛行環境データを取得する、(3)着水後にフローテーションバッグなど洋上回収に必要な装備が機能してカプセルモジュールが回収される、の3点を確認した。

カプセルを投下した瞬間(出典:ElevationSpace)

 ElevationSpace 代表取締役CEOの小林稜平氏は「本試験は昨年実施したPhase 1で積み残しとなった課題を克服するための場でもあった。今回の成功は、開発上の大きなマイルストーンをクリアすると同時に、当社の課題解決力が証明されたという意味で価値の高い成果だといえる。今後も挑戦と改善を通して、ミッションの実現に向け取り組む」とコメントした。

関連情報
ElevationSpaceプレスリリース(PR TIMES)

 

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