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スターライナーの宇宙飛行士2人が9カ月ぶりに地球に帰還–カプセルが無事に着水
2025.03.19 12:05
Beoing(ボーイング)の「CST-1000 Starliner」(スターライナー)宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)にわたった宇宙飛行士が、「Crew-9」(クルー9)のメンバーとともに地球へ帰還した。
Starlinerに搭乗したSunita Williams氏とBarry Wilmore氏は、2024年6月にISSに向けて打ち上げられた。当初は約10日間のISS滞在を予定していたが、帰還に使用するStarlinerにさまざまな不具合が発生。最終的に、9カ月半もの長期にわたりISSに滞在することになった。
Williams氏とWilmore氏の地球への帰還は、2024年9月に打ち上げられた米Space Exploration Technologies(SpaceX、スペースX)の宇宙船「Crew Dragon」(クルードラゴン)により実施された。
Williams氏とWilmore氏、そしてCrew-9のNick Hague氏とAleksandr Gorbunov氏は3月18日、Crew Dragonにより大気圏に再突入し、メキシコ湾に着水した。飛行士はカプセルから出て、健康診断を受けた後に上陸した。
「われわれは短期滞在の予定で来たが、長期滞在も想定していた。それが有人宇宙飛行というものだ」と、Wilmore氏はISSでのインタビューで語っている。

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Space.com