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米ブルーオリジン、10回目の宇宙旅行の搭乗員を発表–テレビ司会者や物理学者

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　米Blue Origin（ブルー・オリジン）は米国時間2月18日、「New Shepard」（ニューシェパード）ロケットによる10回目の商業飛行「NS-30」の搭乗員を発表した。

　NS-30はその名が示すとおり、New Shepardにとって30回目の打ち上げであり、10回目の有人飛行。テキサス州西部にあるBlue Originの発射場から打ち上げられる。具体的な日程はまだ発表されていない。NS-30に搭乗するのは6人で、そのうち5人の詳細が明かされている。

• Lane Bess（レーン・ベス）氏：ベンチャーキャピタル企業Bess Ventures and Advisoryの創業者兼代表。New Shepardに搭乗するのは2度目
• Jesús Calleja（ヘスス・カジェハ）氏：スペインのテレビ司会者
• Elaine Chia Hyde（エレイン・チア・ハイド）氏：起業家で物理学者、パイロット
• Richard Scott（リチャード・スコット）氏：医師でイェール大学とサウスカロライナ大学で非常勤教授
• Tushar Shah（トゥシャール・シャー）氏：米ニューヨーク市にあるヘッジファンドのパートナー

　NS-30に参加する6人目の搭乗員も後日その名前が明かされる予定だ。New Shepardのカプセルに搭乗したメンバーは、数分間の無重力を体験し、パラシュートで地上に着陸する。

　全長約18mのNew Shepardは、高度100km（カーマン・ライン）に到達できる準軌道（サブオービタル）ロケット。宇宙空間に到達した後で地上に垂直に着陸する。ロケットとカプセルは再使用が可能だ。

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Blue Originプレスリリース