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「宙畑」編集長が解説する宇宙開発の最前線–書籍「宇宙ビジネス」が2月21日に発売
2025.02.17 14:34
宇宙ビジネスメディア「宙畑(そらばたけ)」の編集長として、長年にわたり宇宙業界を最前線で取材してきた中村友弥氏。同氏が数々の取材によって得た知見をもとに、宇宙ビジネスが解決する社会課題や次世代を支える技術、宇宙で暮らす未来などについて紹介する書籍「宇宙ビジネス」が2月21日に発売される。価格は税込1848円。
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同書では、ロケットや人工衛星など、遠い世界の話に思われがちな宇宙技術が、実は農業、漁業、鉱業、金融、災害対策など、あらゆる産業で活用され、人々の暮らしを支えていることを紹介。また、今後の宇宙ビジネスの進化によって人々の暮らしがどう豊かになるのかを、大きく9章に分けて解説している。
第1章から第章4までは、現状の宇宙ビジネスの実態と人々の生活との関わりを紹介。また、ロケットによって日々打ち上げられている人工衛星が、どのようなサービスを提供しているのか、そして今後どのように進化するのかについてもまとめている。
第5章から第6章までは、宇宙ビジネスが持続的に成長するために必要なインフラであるロケットや地上局、宇宙空間の宇宙ゴミ対策や宇宙保険といった、宇宙ビジネスの基盤となるインフラビジネスについてまとめている。
第7章と第8章では、宇宙での生活や月面移住など、これからさらに盛り上がることが期待されている宇宙ビジネスを紹介。人々が思い描く未来が、現時点でどこまで現実のものとなっているのかを把握できる。さらに、最終章では宇宙ビジネスの世界にどのような仕事があるのかを紹介している。
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本書について著者の中村氏は「私自身、宇宙ビジネスの仕事をしていると言うと『夢があっていいね』『ロマンがあるね』と言っていただくことも多い一方で、『私たちの生活とは関係ないもの』『難しいもの』と距離感を感じて寂しい思いをすることが時々ありました。この書籍が、宇宙ビジネスに関わる方とその周りの方々との距離感をさらに近づける媒介となれましたら幸いです」とコメントしている。