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SpaceLinkやParsons、DARPAの衛星間通信プロジェクト「Space-BACN」に参加

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　米SpaceLinkは米国時間8月22日、米国防高等研究計画局（DARPA）と協力して商業通信コンステレーション（衛星群）と、防衛・軍事システムとの接続に関する手法を開発すると発表した。

　DARPAは8月初め、「Space-Based Adaptive Communications Node（Space-BACN）」と呼ばれるプロジェクトを立ち上げた。これは、民間と政府の衛星を接続する、低コストの光リンクを開発するのが目的だ。これにより、両者の衛星によるシームレスな通信ネットワークを構築しようとしている。

　SpaceLinkはレーザーリンクによる衛星データ中継コンステレーションを開発しており、Space-BACNプロジェクトの第1フェーズに選定された。米Parsonsは、衛星スケジューリングとタスク処理ソフトフェア「Optimyz」を開発している。

　DARPAのレーザー通信プロジェクトでは、軌道上で動的に変更でき、さまざまな光通信が利用できる、衛星通信端末のための技術とインターフェースを開発するという。

　DARPAのプロジェクトとして検討されているコンセプトでは、中軌道にあるSpaceLinkのネットワークを利用し、商業地球観測衛星から地上の軍事拠点へデータを転送する予定だ。同社は2024年には、4機の衛星からなる中継ネットワークを展開する予定となっている。