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スペースデータ、月面政策に特化したアドバイザリー機関と連携
2025.01.09 15:30
スペースデータ(東京都港区)は月面政策に特化した世界唯一の専門アドバイザリー機関というLunar Policy Platform(LPP)と月面開発の促進に向けた政策フレームワークとデジタルソリューションの強化を目的に覚書を締結した。1月8日に発表した。以下の共通目標を達成するために連携する。
- 月面開発での世界的なルールメイクや政策の検討
LPPは、スペースデータに対して、月面開発の優先事項、新たなトレンド、持続可能なルールメイクや政策実現に向けた共同アクションに関する産業的観点を反映するための政策プロセスについて洞察を共有する - 産業イノベーション
スペースデータは、月面開発での戦略、データ共有のイニシアチブ、商業パートナーシップの構築に焦点を当てた産業的視点を提供し、持続可能な月面探査の実現を目指す - 月面デジタルツイン
スペースデータは、研究と運用の目的で月面環境を可視化することで、表面状況の把握、自律走行能力の強化、シミュレーションを可能にする最先端の月面デジタルツイン技術を共有する
スペースデータの技術とLPPの政策的リーダーシップとグローバルネットワークを融合させ、新しい月面探査の機会創出につながることが期待できると説明。今回のパートナーシップを通じて両者は持続可能で公平な月面開発を支えるグローバルエコシステムへの貢献を目指すとしている。