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九州全体で宇宙開発を盛り上げる「九州みらい共創」が発足–JAXA上村俊作氏が代表理事に
2024.09.12 12:50
「宇宙の日」である9月12日。九州地域において、産官学を巻き込みながら宇宙開発に関する共創活動を推進していく組織「一般社団法人九州みらい共創」が発足した。
九州みらい共創では、九州地域における宇宙ビジネスイベントの企画・運営や、人材育成、調査や情報発信、未来創造プロジェクトの企画・推進などに広く取り組んでいくとしている。2023年と2024年に九州で開催された「九州宇宙ビジネスキャラバン」も、今後は九州みらい共創が中心となって運営するという。
代表理事には、JAXAで宇宙戦略基金を担当する上村俊作氏が就任。理事は、福岡の衛星ベンチャーQPS研究所の代表取締役社長 CEOである大西俊輔氏、宇宙エバンジェリストの青木英剛氏、JAXAの菊池優太氏、宇宙ライターの井上榛香氏の4名が務める。
設立に際し、代表理事の上村氏は「2023年12月のQPS研究所上場をきっかけに、これからは第2、第3のQPS研究所たるスタートアップを九州から生み出していきたい。『九州宇宙ビジネスキャラバン』2023・2024で実感した九州の繋がりと熱量を具体的なカタチに変えていきたい」と意気込みを語った。