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未来の月面体験ができるイベント「月面ワンダー」–SKSの宇宙キッズジャーナリストが現地取材
街全体で楽しめる本格謎解きイベントと、大迫力の未来月面体験ができるイベント「月面ワンダー~日本橋に月をつくってみた~」の記者発表が、7月19日に東京・室町三井ホール&カンファレンスで実施された。
子どもだけで構成される宇宙プレスセンター「SPACE KIDS STATION」(SKS)では、スペースキッズジャーナリストとして宇宙に関するニュースを取材し、発信している。今回の記者発表にもプレスとして参加し、2名のスペースキッズジャーナリストが現地取材した。ここでは、取材活動の様子を紹介する。
記者発表会で質問した「解きたい宇宙の謎」
記者発表には元JAXA宇宙飛行士の山崎直子氏、声優でタレントの木村昴氏、謎解きクリエイターの松丸亮吾氏が登壇した。
司会の日本テレビ宇宙アナウンサーの辻岡義堂氏からイベントについて問われると、実際に宇宙へ行った経験のある山崎氏が、「まるで本当に月面にいるようで、没入感がすごい!」と太鼓判を押した。また、それぞれの登壇者がイベントの見どころや宇宙でしてみたいことなどを語り、スペースキッズジャーナリストたちも興味深く耳を傾けていた。
記者発表の終了後には質疑応答の時間が設けられ、スペースキッズジャーナリストたちは元気よく手を挙げ、それぞれの登壇者に思い思いの質問をした。「一番解きたい宇宙の謎はなんですか?」という松丸氏への質問に対しては「良い質問だ」と松丸氏、木村氏が声をそろえて感嘆。
松丸氏は、「宇宙には未だ解明されていない謎ばかりで都市伝説のようなものが多い。月面へ行って謎解きに協力し、1つでも都市伝説を解明してみたい」と答えた。「2040年には宇宙の謎解きプレイヤーとして活動しているかも」と意気込む松丸氏に、スペースキッズジャーナリストたちも「一緒に行きたい」と漏らしていた。
山崎直子さんへの個別インタビューに挑戦
登壇者の話を聞いて宇宙への想いが高まる中、イベント終了後は会場内にあるSPACE KIDS STATION(SKS)の展示スペースに移動して、山崎氏の個別取材に挑戦。憧れの相手を目の前にして、少し緊張しながらも山崎氏と握手した。
取材では、宇宙から地球に戻ってくる時の気持ちや、宇宙へ行くとしたらどのようなことに取り組めばいいかなど、子どもらしくも鋭い質問をぶつけ、山崎氏もその内容を賞賛。今後の活動を激励され、スペースキッズジャーナリストたちも感激していた。
宇宙服撮影や未来の月面体験も
個別取材の後は会場を内覧し、さまざまなブースに立ち寄ったり、グッズを購入したりしながら、イベントの楽しさを体感した。 未来の自分を描く生成AIサービス「MIRAI PORTRAIT」では、宇宙服を着た未来の自分とパチリ。
このほか、横幅23メートルの巨大スクリーン一面に広がる月面世界で未来の月面を体験したり、展示コーナーにある月着陸船を見学。最後は「SPACE KIDS STATION」(SKS)のブースで、宇宙について知りたいことを書き込み、取材活動を締め括った。
スペースキッズジャーナリストによる取材の模様は、キッズステーションで放送中の「SPACE KIDS STATION『ひらけ宇宙の扉』-ぼくらは宇宙取材-」(毎週土曜日の15時より放送、再放送は日曜日17時30分)のミニコーナーとして、ランダムに放送される予定だ。また、イベント「月面ワンダー~日本橋に月をつくってみた~」は東京・日本橋で9月1日まで開催中。