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Synspective、70億円を調達–第三者割当増資での累計調達額は281.9億円
2024.06.21 13:00
小型の合成開口レーダー(SAR)衛星を開発、運用するSynspective(東京都江東区)は6月20日、シリーズCラウンドの第三者割当増資で70億円を調達したことを発表した。第三者割当増資での累計調達額は281.9億円、融資契約額は83億円を達成した。
新たに調達資金は、小型SAR衛星の開発や製造、打ち上げ、運用、量産施設の本格稼働に向けた準備、衛星データシステムの開発とグローバル展開などにあて、事業拡大を目指すとしている。今回第三者割当増資を引き受けたのは以下の通り(投資事業有限責任組合=ファンド、一部非公開)。
- 野村スパークス・インベストメントが運用する日本グロースキャピタル投資法人
- ジャフコグループが運用するファンド
- みずほキャピタルが運用するファンド
- エースタートが運用するファンド
- 大和ハウスグループファンド
- りそなキャピタル8号ファンド
- 豊田合成
- トヨタ紡織
- 高橋直司
- 成毛眞
Synspectiveは、小型SAR衛星の4機目となる「StriX-3」の軌道投入に成功。StriXコンステレーション構築で2025~2027年に衛星10機を打ち上げることでRocket Labと合意している。