ISSで「宇宙服の不快感」から船外活動を中止、今後の予定も変更へ

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ISSで「宇宙服の不快感」から船外活動を中止、今後の予定も変更へ

2024.06.19 17:45

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)は米国時間6月18日、「宇宙服の不快感」の問題が発生したことにより、国際宇宙ステーション(ISS)の船外活動(Extravehicular Activity:EVA)のスケジュールを変更したと発表した。

 6月13日に予定されていた船外活動は、Tracy C. Dyson氏とMatt Dominick氏により故障した通信アンテナ部品の取り外しや微生物の分析用サンプルの収集を予定していた。宇宙遊泳は午前8時に開始され、約6時間半続くはずだった。

 しかしNASAによれば、Dominick氏の宇宙服に不快感の問題が発生したことで1時間前に船外活動が中止されたという。今夏に予定されている3回の船外活動の活動を2回で終了する必要に迫られている。

 NASAによれば、6月24日にはDyson氏とMike Barratt氏による船外活動が予定されている。活動内容としては、13日に中止されたミッションと同じものになる予定。

ISSのエアロックで宇宙服のフィットチェックをするBarratt氏(右)を助けるDyson氏(出典:NASA)
ISSのエアロックで宇宙服のフィットチェックをするBarratt氏(右)を助けるDyson氏(出典:NASA)

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