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Relic、宇宙ビジネスの異業種参入を支援する新会社「ALTILAN」を設立–静岡県・浜松市に
2024.05.31 09:38
Relicホールディングスは5月29日、スタートアップスタジオ「Relic Startup Studio : ZERO1000 Ventures」の第6号案件として新会社「ALTILAN(アルティラン)」を、静岡県・浜松市に設立したことを発表した。月・火星以遠を目指す宇宙機器開発と、そのプロセス・成果を用いた関連事業の展開、さらに非宇宙/異業種企業の参入を支援する。
新会社では、Relicグループが培ってきた4000社・2万件以上の新規事業開発の経験・ノウハウを生かして、宇宙機器開発に取り組むほか、新たに宇宙産業に参入する可能性の拡大を推進するという。
複数のステップから成る宇宙機器開発において、1つ1つのステップで得られる成果を事業として展開し、収益化を図りつつ、より大きな目標の実現に繋げたい考え。その第一歩として、地域の企業と共同で小型の宇宙機を開発し、2030年代前半の打上げを目指すとのこと。
なお、同社は6月12日に静岡県浜松市で、イベント「浜松から宇宙へ〜ものづくり産業は宇宙に繋がる〜」を開催する予定。一般社団法人SPACETIDEの特別協力のもと、Co-startup Space & Community FUSE(運営元:浜松いわた信用金庫)と共同で開催する。内閣府主催の宇宙ビジネスアイデアコンテスト「S-Booster2024」の応募や、地域発の宇宙ビジネス創出促進を目的としている。