「宇宙太陽光発電」に必須技術の試験に成功--英企業

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「宇宙太陽光発電」に必須技術の試験に成功–英企業

2024.04.16 17:00

塚本直樹

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 「宇宙太陽光発電(Space-Based Solar Power:SBSP)」を開発している英Space Solarは、電力を無線で送信するためのビーム装置のテストを実施した。

 Space Solarは、SBSP衛星「CASSIOPeiA」を10年以内に打ち上げることを目標としている。静止軌道を周回するCASSIOPeiAは地上の太陽光発電所よりもはるかに効率的に数ギガワットのクリーンエネルギーを提供できるという。

 今回のデモンストレーションでは、周囲360度に無線で電力を送信できる、特別なビーム装置がテストされた。太陽と地球に対する発電所の位置は日々変化するため、この技術は将来重要となるという。

 Space Solarで共同最高経営責任者(CEO)を務めるMartin Soltau氏は、「(当社の)360度の電力送信テストの成功は、宇宙ベースの太陽光発電に革命を起こすという我々の使命において、極めて重要な瞬間を迎えている」と語っている。

(出典:Space Solar)
(出典:Space Solar)

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Space Solarプレスリリース

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