民間初の月着陸「オデュッセウス」、脚が折れていた--横倒しの原因か

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民間初の月着陸「オデュッセウス」、脚が折れていた–横倒しの原因か

2024.02.29 16:30

塚本直樹

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 米Intuitive Machinesは米国時間2月28日、民間初の月面着陸を成功させた着陸船「Odysseus」(オデュッセウス、Nova-C)の新たな自撮り画像を公開した。

 Odysseusは2月22日に横倒しの状態で月の南極付近に降り立った。地上との通信には成功しており、地球に撮影画像を送信するなどの活動を続けている。

 今回公開された画像からは、Odysseusの着陸脚の1本、あるいは2本が折れていることが確認された。航法(ナビゲーション)装置の不具合から目標着陸地点よりも標高の高い場所に降りてしまったのが原因だ。

 月着陸ミッション「Intuitive Machines-1(IM-1)」として打ち上げられたOdysseusには12個の貨物(ペイロード)が搭載されており、そのうちの6個は米航空宇宙局(NASA)の「商業月面輸送サービス(Commercial Lunar Payload Services:CLPS)」プログラムによるものだ。NASAによれば、これらの機器のうち電力が供給されているものの全てから、データが取得できているという。

(出典:Intuitive Machines公式Xアカウント)

 2月26日時点でIntuitive Machinesはあと1日しか通信できない見込みであることを明かした。ソーラーパネルが光にさらされなくなるまでデータを収集し続けるという。地球と月の位置関係から2月27日まで通信が続けられるとしていた。

(出典:Intuitive Machines公式Xアカウント)
(出典:Intuitive Machines)

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Intuitive Machines公式X(旧Twitter)アカウント

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