NASA、改良型エンジンを燃焼試験--アルテミスの打ち上げロケットで使用

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NASA、改良型エンジンを燃焼試験–アルテミスの打ち上げロケットで使用【動画アリ】

2024.01.26 07:00

塚本直樹

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 米航空注局(NASA)は米国時間1月17日、月探査計画「Artemis」で利用される「RS-25」エンジンの燃焼試験を実施した。

 Artemisはアメリカ人宇宙飛行士を再び月面に立たせ、月周辺に人類の恒久的な存在を確立することが目標。今後予定されている「Artemis II」「Artemis III」「Artemis IV」の打ち上げロケット「Space Launch System(SLS)」では、過去のスペースシャトルミッションで使用されたRS-25エンジンの残りを使用する。

(出典:NASA Stennis Space Center/YouTube)

 米ミシシッピ州にあるNASAのステニス宇宙センターで実施された試験では、改良型となるRS-25エンジンを約8分間(500秒)噴射。2024年で2回目のテストとなった。

 早ければ2029年に実施される「Artemis V」では、改良型のRS-25の使用が予定されている。NASAによれば、改良型のRS-25エンジンは推力を定格の111%まで引き上げることができるという。

(出典:NASA Television)
(出典:NASA Television)

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NASAプレスリリース

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