「宇宙は必要不可欠な戦闘領域」米軍制服組ナンバー2が重要性を強調

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「宇宙は必要不可欠な戦闘領域」米軍制服組ナンバー2が重要性を強調

2024.01.18 17:30

塚本直樹

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 米国時間1月10日に開催された、米軍の統合軍である米宇宙コマンド(United States Space Command:USSPACECOM)司令官の交代式で宇宙が未来の戦場へと変貌しつつあると言及された。

 式典は米コロラド州コロラドスプリングのピーターソン宇宙空軍基地で開かれた。米宇宙コマンド司令官はJames Dickinson氏からStephen Whiting氏に交代した。

 式典の中で米国防副長官Kathleen Hicks氏は、中国とロシアが宇宙を戦闘領域にしようとしている一方で、米国は抑止力にのみコミットしていると主張した。「はっきりさせておきたいのは、宇宙で紛争が避けられないということではなく、アメリカは抑止力によって紛争を防ぐことに全力を注いでいる」

 米軍制服組ナンバー2である統合参謀本部副議長で海軍大将のChristopher Grady氏は、今や宇宙は米軍が活動する上で最も重要な領域であり、通信衛星やGPSのような宇宙ベースのリソースが重要な役割を果たす最近の紛争によって、注目されるようになったと付け加えた。

 「宇宙は米国にとって、最も必要不可欠な戦闘領域として浮上してきた」

(左から)米国防副長官 Kathleen Hicks氏、米海軍大将 Christopher Grady氏、米宇宙コマンド新司令官 Stephen Whiting氏、米宇宙コマンド前司令官 James Dickinson氏(出典:DoD)
(左から)米国防副長官 Kathleen Hicks氏、米海軍大将 Christopher Grady氏、米宇宙コマンド新司令官 Stephen Whiting氏、米宇宙コマンド前司令官 James Dickinson氏(出典:DoD)

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